T.A.StudioJapan co.  


Carl Zeiss Touit Planar 32mm f1.8

   fujifilm X-PRO2 クラシッククローム f1.8 1/1100  
 
まずはその色乗りが実感できる。
コントラストも申し分なくエッジの鋭さも容易に見て取れる。
特に立体感は圧倒的で見事だ。
暗部への繋がりも良く急に落ち込んでしまうことはない一方
ハイライトがストンと抜けてしまうこともない。
これが両立できていることが最大の特徴のようだ。
 
 
   
   fujifilm X-T3 アクロス+R  f16 1/110  
 
歪曲収差は糸巻き型でファインダーでも確認できるだけでなく、
周辺光量落ちもそれなりにある。
近接撮影ではプラナー特有の平面性がやや失われるため
被写体を選ぶ。

良くも悪くもレンズの『味』が全面にでている。
つまりはこうした『味』ともいえる特徴が好きか嫌いかに尽きる。

 
   
  fujifilm X-PRO2 クラシッククローム f2.8 1/7500  
   
『愛すべきクセ』ともいわれているが、まさにその通りで
被写体を見つけてレリーズする僅か前に対話が必要で
本当にこの距離で良いのか、水平を正すべきか
露光時間は適切か、など
被写体と対峙して三者間で撮影に挑むかのようだ。


 
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